私はもともと、在宅生活を余儀なくされている方や難病を患ってしまった方、疾患の後遺症に悩む方、高齢で外出することが困難になってしまった方を専門に、はり灸、マッサージの施術を提供する仕事をしていました。
その仕事を続けていく中で、上記のような方々を支援している様々な方とお会いする機会がありました。
高齢者が入居される、とある施設で患者様の施術をするために訪問した時のことです。
そこで働く一人の職員様が、ユニフォームの上からでも着用していることがわかるほど大きな腰痛ベルトをされていました。
そして、腰痛など感じていないかのような笑顔で入居されている方に対応しているのを見て、私は違和感を感じたのです。
その職員様は、
『利用者さんが喜んでくれると、やっててよかったって思うんです。その時は嬉しいので痛くはないんですよ(笑)』
とおっしゃっていました。
確かにそうなのだと思います。
利用者様が喜んでくれると、嬉しいのもわかります。
しかし、
『ご自分のお身体を、もっと労わってほしい』
とも思うのです。
高齢の方に対する訪問マッサージは業者も増え、利用される方も増えてきています。
ただ、現場で働く方々や、ご家族のケアを専門にしているサービスは、まだ見たことがありませんでした。
はり灸・指圧家 こでらを開設した理由は、現場で働く方々や、ご家族の方など『支える人』の支えにもなれるように、という思いがあってのことです。
はり灸・指圧家として『支える人』を支えられるようなサービスが提供できるよう、関わっていく方々の力になれれば、と思っています。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
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