自身にできたウイルス性のイボ(尋常性疣贅)への灸施術の症例報告です。
最初に、お灸に関してイメージがない方もいらっしゃると思いますので。ご紹介しておきます。
灸施術は、ヨモギの葉を成分としたモグサ(艾)を燃やし、熱によって症状の改善を図る民間療法です。
灸施術を他人にするには、国家資格である【きゅう師】を取得する必要があります。
【はり師】とセットで取得することが多いです。
イボには数種類ありますが、今回、症例報告するのは、表面がザラザラとしたイボです。
施術期間は約2か月、施術回数は15回です。
以下に画像付きで経過を報告いたします。
【2019年2月22日 初回施術】
右第2指の根本にできたイボ(尋常性疣贅)です。
初回、据えた灸数は50荘、焼灼灸(点火して途中で消さず焼き切る施術方法)です。写真上では焦げているように見えますが、お灸の成分による着色も多少あるように感じます。
熱いように思われるかもしれませんが、この時は、まるで熱さは感じませんでした。
初回はこれで終了しました。
【2019年 3月5日 5回目の施術】
50荘の施灸
まだ治る気配はありません。
焦げたイボの部分が剥がれ、下層に新たなイボの表面が伺えます。
施灸時の熱さも、最初は感じません。熱さを感じるまで施灸しました。
【2019年4月12日 13回目の施術】
この頃は、ほとんどイボの厚みがなくなっています。
施灸時は、かなり熱く感じます。場所によっては熱さを感じない部分があるため、その部位が熱さを感じるまで施灸しましたが、荘数は10荘です。少なくてもよくなってきました。
消失しているのがお分かりになると思います。
以上となります。
ご興味がありましたら、ご連絡ください。